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乳房星(再リフォーム版)
第64章 夢のつづき
けんちゃんに助けられたてつろうは、けんちゃんの男気にほれたのでけんちゃんにお供させてくださいとお願いした。

けんちゃんは、てつろうを放っておくことができないので連れてゆくことにした。

けんちゃんとてつろうでゆみさんから課せられたノルマ達成に向けて旅に出たけど、大丈夫かいのぉ~

時は6月6日の午後3時過ぎのことであった。

ところ変わって、高松市屋島中町のなみさんが働いている理容院にて…

なみさんは、お客さまの散髪を終えたあとレジでおかんじょうをしていた。

女性店員さんとあさみさんは、お客さまの散髪をしている。

あらたさんは、お客さまのアイロンパーマをしている。

ユーセンのスピーカーから、村下孝蔵さんの歌で『夢のつづき』が流れている。

(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)

この時、ウグイス色のプッシュホンの着信ベルが鳴った。

「あなた!!電話に出てよ!!」
「分かったよぅ~」

あさみさんにどやされたあらたさんは、ブツブツ言いながら電話に出る。

「はい、十川理容院でございます。」

ところ変わって、JR宇野駅の待合室にて…

けんちゃんは、緑のカード式の公衆電話から十川理容院へ電話をした。

けんちゃんの後ろにてつろうがいる。

「もしもし、布師田ですがなみさんいてはりまっか?…大至急なみさんに変わってください…お願いします…」

ほどなくして、なみさんが電話に出た。

「もしもしなみさん…布師田でございます…ごぶさたしてはります…」
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