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乳房星(再リフォーム版)
第69章 あんたのバラード・その2
時は午後2時頃であった。

なみさんが働いている理容院で散髪し終えたあと、A班のメンバーたちとポムじいさんとゆみさんは特大バスに乗って高松空港へ引き返した。

メンバーたちは高松空港のVIP専用の搭乗ロビーで仕事を続けた。

私は、ソニードデガホン(CDラジカセ)のタイマーでカセットテープに録音したNHKラジオ第2放送の『気象通報』を聞きながら天気図を作る。

まず、観測地点ごとの風向・風力・天候・気温をメモする。

次に、気圧配置の位置をメモする。

すべてメモしたあと、メモにしたがって白地図に記載する。

朝6時の気圧配置図ができあがった。

それによると、四国山地の上空で大気の状態が非常に不安定になっていたことに加えて、西日本~東日本の太平洋側に梅雨前線が停滞していた。

南から暖かく湿った空気が四国山地に大量に流入したことに伴って、飛行ルートにあたる四国の太平洋側と九州南部の上空で大気の状態が非常に不安定になったので、乱気流が発生しやすい状態であった。

大気が安定していれば、予定されたルートを飛行して経由地のハノイへ向かうことになっていた。

夕方4時前に、(高松地方)気象台から電話が入った。

それによると、太平洋側は夜遅くまで大気の状態が非常に不安定で、ところにより雷を伴って非常に激しい雨が降る…瀬戸内側は曇り後晴れで天候がおちつくと言うてた。

別ルートで設定されている近畿地方も北部中部から天候が回復する。

これに伴って、専用機は近畿地方から日本海を飛行して経由地のウラジオストクへ向かうルートに変更して運行を再開する。

夜8時頃、専用機は予定より6時間遅れて高松空港を出発した。

(スケジュールでは午後2時出発であった)

専用機は、兵庫県沖の日本海からウラジオストクへ向かった。

その後、ウラジオストクからウラル山脈を越えて中欧へ向かった。
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