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乳房星(再リフォーム版)
第88章 夜の銀狐(ぎんぎつね)
「奥さま、それやったら弁護士さんを立ててヤクザ組織とジダン交渉した方がいいわよ。」
「頼むわよぅ~せやけど、近くに事務所がないけんたつろうに頼むんよ。」
「なんでムスコさんに頼むのよぉ~」
「たつろうは弁護士さんよ!!せやけど、たつろうがいつ帰国するのかわからんのよぅ~」
「そななことしよったら、状況が悪化するから弁護士会に頼んだらと言うとんよ!!」
「せやから、弁護士会の事務所が遠いけん行くことができんのよ…行くことができんけんたつろうに頼むのよぉ~」
「それじゃあ、その間どうするのよ!?」
「せやから、自分たちの命は自分たちで守るのよ!!それしかないのよ!!」
「もうアカンねぇ!!うちは、少しでも助かる方法があるから弁護士さんを立てた方がええといよんのに、あんたは否定するだけ否定するのね!!」
「キーッ!!もういいわよ!!」

ブチキレを起こした政子は、ワーワーさけびながら畑から出ていった。

草引きをしている和子は、さめた目つきで政子を見つめた。

政子六郎夫婦は、たつろうさんが帰って来たらあずさの夫が起こしたヤクザがらみのもめ事を解決する考えを崩していないので、状況は悪化する一方であった。

それが原因で、あずさのふたりの子供が学校に行けない状況がさらに長引くようだ。

多賀の家は、もうアカンのぉ~
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