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乳房星(再リフォーム版)
第99章 ランナウェイ
「ゆりこちゃん!!なんで大事なことを相談せえへんかったん!!」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「ゆりこちゃん!!ビービー泣きよる場合じゃないわよ!!」
「だって…だって…」
「ゆりこちゃん!!ゆりこちゃんの胎内にいる赤ちゃんのテテオヤはだれやねん!?」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」

なみさんは、ものすごく困った声で言うた。

「困ったわねぇ…ゆりこちゃん…あんたねぇ、ところかまわずに男をつまみ食いしよったけんそなな身体になったんでしょ…ゆりこちゃん!!」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすん…」

ゆりこは、徳島のホストクラブの男とドーセーしていたことを話した上で、胎内にいる赤ちゃんはホストの子だとなみさんに言うた。

なみさんは、あきれ声で言うた。

「ゆりこちゃんはアカンねぇ~…ゆりこちゃんは恋人を作って結婚することに向いてへん…ううん、結婚に向こうと言う姿勢がないけんアカンわ…」

ゆりこは、両手で顔を隠してワーッと泣きながら店から出て行った。

アイロンパーマを受けているポムじいさんは、あきれ声で言うた。

「なさけない…ホンマになさけないのぉ~」

なみさんは、心配げな表情で店の出入り口を見つめていた。

その頃であった。

けんちゃんと一緒に行動していたてつろうは、再びホームシックになった。

けんちゃんは、てつろうのメンドーをこれ以上みることができなくなったので、尾鷲市までの帰りの電車賃を与えたあと、てつろうをすててどこかへ逃げた。
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