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乳房星(再リフォーム版)
第115章 好きだった・その2

その日の夜7時過ぎのことであった。
ところ変わって、今治市通町にあるカラオケ喫茶にて…
かつて施設で暮らしていた私・イワマツと同い年の子たちが店内に集まって、カラオケパーティーをしていた。
女の子たちは子連れかおひとりさまで、男の子たちは妻子を連れて店に来た。
けんちゃんは、律世とふたりの子どもたちを置いてひとりで店に来た。
女の子たちは、ソファの席で子どもたちと男の子の妻子たちと一緒に座っている。
男の子たちは、カウンターの席に座って酒をのんでいた。
パーティーの席は、ゆりこと私・イワマツの分もあったけど、空席になっていた。
ステージの上では、数人の子どもたちがオキニのアニメソングを歌ってる。
カウンターに座っているかーくんは、空いているふたつの席をちらっとみたあと、しょうくんとりゅうくんに言うた。
「ゆりこちゃんとよーくんは、まだ来てへんみたいだけど、なんぞあったんかなぁ~」
「ホンマや…どないしたんやろか?」
かーくんは、右となりの席でビールをガバガバのんでいるけんちゃんに声をかけた。
「けんちゃんよぉ~」
「なんぞぉ~」
「なんでオメーは嫁はんと子どもたちを連れてこんかったんぞぉ~」
「なんでって…しらんわ!!」
けんちゃんは、のみかけのビールを一気にのみほしたあと、わけのわからへんことを口走った。
「オレ…リコンするかもしれへん…」
「リコン?」
「ああ…」
「なんでリコンするんぞぉ~」
「なんでって…ゆりこちゃんが大好きだから嫁はんとリコンするんや…」
それ聞いたりゅうくんは、けんちゃんにあきれ声で言うた。
ところ変わって、今治市通町にあるカラオケ喫茶にて…
かつて施設で暮らしていた私・イワマツと同い年の子たちが店内に集まって、カラオケパーティーをしていた。
女の子たちは子連れかおひとりさまで、男の子たちは妻子を連れて店に来た。
けんちゃんは、律世とふたりの子どもたちを置いてひとりで店に来た。
女の子たちは、ソファの席で子どもたちと男の子の妻子たちと一緒に座っている。
男の子たちは、カウンターの席に座って酒をのんでいた。
パーティーの席は、ゆりこと私・イワマツの分もあったけど、空席になっていた。
ステージの上では、数人の子どもたちがオキニのアニメソングを歌ってる。
カウンターに座っているかーくんは、空いているふたつの席をちらっとみたあと、しょうくんとりゅうくんに言うた。
「ゆりこちゃんとよーくんは、まだ来てへんみたいだけど、なんぞあったんかなぁ~」
「ホンマや…どないしたんやろか?」
かーくんは、右となりの席でビールをガバガバのんでいるけんちゃんに声をかけた。
「けんちゃんよぉ~」
「なんぞぉ~」
「なんでオメーは嫁はんと子どもたちを連れてこんかったんぞぉ~」
「なんでって…しらんわ!!」
けんちゃんは、のみかけのビールを一気にのみほしたあと、わけのわからへんことを口走った。
「オレ…リコンするかもしれへん…」
「リコン?」
「ああ…」
「なんでリコンするんぞぉ~」
「なんでって…ゆりこちゃんが大好きだから嫁はんとリコンするんや…」
それ聞いたりゅうくんは、けんちゃんにあきれ声で言うた。

