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乳房星(再リフォーム版)
第12章 どうぞこのまま
7月5日の朝10時頃であった。

マァマと私がいるソッチョのビーチに、女医の富永ミンジュンさん(以後、ミンジュンさんと表記・当時27歳)が付き人軍団の男たち30人たちに護られてお越しになった。

ミンジュンさんは、ニューヨークの総合病院の産婦人科医の女医さんである。

この時、マァマと私は桟敷席で海をながめながら静かな時を過ごしていた。

ネイビーのリクルートスーツ姿のミンジュンさんは、マァマと私にやさしく声をかけた。

「こんにちは…あなたがコリントイワマツヨシタカグラマシーさまですね。」
「あっ、はい。」
「初めまして、私は女医の富永ミンジュンです。」
「あっ、富永さん。」
「ミンジュンでいいよ。」
「あっ、ミンジュンさん…よろしくお願いいたします。」

このあと、3人は海の家へ移った。

ところ変わって、海の家の6畳ひと間の部屋にて…

最初に、ミンジュンさんはマァマと私に大番頭はんと連絡がついたことを伝えた。

そのあと、ミンジュンさんはマァマに私の今後のことについて話した。
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