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乳房星(再リフォーム版)
第143章 春遠からじ・その2
滋から『ジョウイだ!!』とレンコされた私は、激怒した。

ふざけんなよ…

オドレが私にジョウイだと言うのであれば、私もオドレら日本人と徹底抗戦をかまえるぞ!!

その翌日、私は大切なものと生活に必要なものをショルダーバックに詰めて荷造りをすませたあと、家出したった…

私が家出してから4時間半後のことであった。

バラ色学園高校で、恐ろしい事件が発生した。

滋にボコボコにいて回された勝祝は、授業中に暴力事件を起こした。

勝祝は、数人のツッパリの男子生徒に暴行を加えて大ケガを負わせた。

うち、ひとりが頭を強打したことによる脳内出血で死亡した。

勝祝は、このあとも乱闘事件を展開した。

学校は、事件の影響でこの日の授業を打ち切った。

莉江子の家では、勝祝が乱闘事件を起こしたことや私が家出したことよりも、滋の暴力が問題になっていた。

智江は『滋が勝祝くんとイワマツくんにきつい暴行を加えた原因は芳美に全部ある!!』と言うて芳美をボロクソになじりまくった。

芳美は、智江が発した言葉にブチ切れて、智江を怒鳴りつけた。

嫁姑間がひどい大ゲンカを起こした。

近所の人たちは『神辺の家のもんはなに考えとんかしら…』と言うてヒソヒソと話していた。

その間、私はゆめいろ市を出てよその街にいた。

私の心は、怒りに満ちていた。

同時に、日本で暮らして行くことがイヤになった。

こななことになるのであれば…

アメリカ合衆国のハイスクールに帰りたい…

日本の学校におったら…

私はつぶれてしまう…
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