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乳房星(再リフォーム版)
第12章 どうぞこのまま

時は、夜7時頃であった。
ところ変わって、ソウルキンポ空港にて…
ミンジュンさんと私は、夜8時発の最終の飛行機に乗って旅に出る。
遥姐はんの夫婦とマァマがミンジュンさんと私のお見送りに来た。
遥姐はんのダンナさんは、ミンジュンさんに私のことを頼むと伝えた。
「ほなミンジュンさん、よーくんを頼むね。」
「あっ、はい…お受けいたします。」
このあと、ミンジュンさんは私の手を引いて搭乗ゲートに入った。
つづいて、付き人軍団の男たち30人があとにつづいて搭乗ゲートに入った。
それから3分後であった。
サクラン状態におちいったマァマが、搭乗ゲートに向かって走り出した。
遥姐はんが必死になってマァマを止めたが、マァマは激しい叫び声をあげた。
「イヤ!!よーくん行かないで!!」
「眞規子!!眞規子!!」
「イヤ!!行かせて!!」
「眞規子!!よーくんは眞規子と別れて旅に出るのよ!!」
「イヤ!!行かせて!!」
「あきまへん!!」
「イヤ!!よーくんと別れたくない!!」
「アカン言うたらアカン!!よーくんは眞規子と別れんとアカンのよ!!」
それから30分後…
ミンジュンさんと私が乗り込んだ最終便の飛行機が滑走路から飛び立った。
遥姐はんをふりほどいたマァマは、ロビーの大きな窓に写る夜景を見ながら泣き叫んだ。
「よーくぅーん!!行かないで!!行かないで!!」
マァマは、何度も繰り返して私を呼んでいた。
ところ変わって、ソウルキンポ空港にて…
ミンジュンさんと私は、夜8時発の最終の飛行機に乗って旅に出る。
遥姐はんの夫婦とマァマがミンジュンさんと私のお見送りに来た。
遥姐はんのダンナさんは、ミンジュンさんに私のことを頼むと伝えた。
「ほなミンジュンさん、よーくんを頼むね。」
「あっ、はい…お受けいたします。」
このあと、ミンジュンさんは私の手を引いて搭乗ゲートに入った。
つづいて、付き人軍団の男たち30人があとにつづいて搭乗ゲートに入った。
それから3分後であった。
サクラン状態におちいったマァマが、搭乗ゲートに向かって走り出した。
遥姐はんが必死になってマァマを止めたが、マァマは激しい叫び声をあげた。
「イヤ!!よーくん行かないで!!」
「眞規子!!眞規子!!」
「イヤ!!行かせて!!」
「眞規子!!よーくんは眞規子と別れて旅に出るのよ!!」
「イヤ!!行かせて!!」
「あきまへん!!」
「イヤ!!よーくんと別れたくない!!」
「アカン言うたらアカン!!よーくんは眞規子と別れんとアカンのよ!!」
それから30分後…
ミンジュンさんと私が乗り込んだ最終便の飛行機が滑走路から飛び立った。
遥姐はんをふりほどいたマァマは、ロビーの大きな窓に写る夜景を見ながら泣き叫んだ。
「よーくぅーん!!行かないで!!行かないで!!」
マァマは、何度も繰り返して私を呼んでいた。

