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乳房星(再リフォーム版)
第1章 遠くへ行きたい

時は、午後2時過ぎのことであった…
実父が乗っている特急バスは、大王製紙の工場群が建ち並んでいる通りを走行していた…
バスが川之江の中心地に着いた時、雨は上がった…
実父は、キャリーバッグを持って港通りのバス停でバスを降りた…
バスを降りた実父は、とぼとぼとした足取りで雨上がりの歩道を歩く。
車道は、松山や高松方面へ向かっているたくさんの自動車がせわしく往来している。
実父は、ときおり足を止めてぼんやりとした表情で前を見つめていた。
ここは…
どこなんだろう…
オレはまた…
職場でもめ事を起こして…
職場放棄をした…
けど…
もうええ…
オレは、ひとつの仕事に集中できない…
どこへ行っても、役に立たない…
もうあきらめよう…
もうあきらめよう…
実父が乗っている特急バスは、大王製紙の工場群が建ち並んでいる通りを走行していた…
バスが川之江の中心地に着いた時、雨は上がった…
実父は、キャリーバッグを持って港通りのバス停でバスを降りた…
バスを降りた実父は、とぼとぼとした足取りで雨上がりの歩道を歩く。
車道は、松山や高松方面へ向かっているたくさんの自動車がせわしく往来している。
実父は、ときおり足を止めてぼんやりとした表情で前を見つめていた。
ここは…
どこなんだろう…
オレはまた…
職場でもめ事を起こして…
職場放棄をした…
けど…
もうええ…
オレは、ひとつの仕事に集中できない…
どこへ行っても、役に立たない…
もうあきらめよう…
もうあきらめよう…

