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それでも僕は
第14章 14★

「前立腺って言うのはココのことを言うんだよ」
「…ッ!!…ああぁッ!!」
佐久間が俺の前立腺を思い切り引っ掻いた。俺は嬌声を上げながら壁のタイルに精液をぶちまけた。
「はぁはぁ…」
「息を切らしている優馬も色っぽいな」
俺の脚に佐久間のモノが押し付けられる。俺はまだヤる気の佐久間に俺は目を細める。
「良いだろ?金ならそれなりに弾んでやるぜ?」
佐久間はおやゆびと人差し指で輪を作る。俺はため息を吐いて頷いた。佐久間は俺の中から指を抜いてうなじに顔を埋め、腰を掴んだ。
「じゃあ挿れちゃうよ」
「ふッ…くッんんッ…」
壁のタイルに手を着いている俺に佐久間は自分のモノを挿れた。佐久間のデカいソレを数時間も挿れっぱなしのせいか、繋がっている部分がおかしくなりそう。
「ふう…優馬の中、吸い付いてくるな、これは病み付きになりそうだ」
俺の中に何度も出したくせにちっとも萎えないソレで何度も俺を穿つ佐久間。俺の嬌声が広いバスルームに反響して俺の耳に届く。自分がこんな嬌声を上げ、佐久間に貫かれていると思うといまさながら恥ずかしくなってきた。
「ちゃんと俺に集中してね、優馬?」
「…んッ…くッ…はッ…んんッ…」
佐久間が俺の前立腺を自分のモノで貫く。俺は甲高い嬌声を上げながら何度目になるか分からない絶頂を迎えた。






「大丈夫か?優馬?」
佐久間ははベッドの上で大の字でダウンしている俺を心配そうに見詰める。佐久間がバスルームで盛ったせいで俺はすっかり逆上せるまでバスルームで抱かれ続けた。
「でも、俺を煽った優馬も悪いんだからな」
「……煽った覚えはないんだけど?」
言い掛かりに等しいの佐久間の言葉に俺は佐久間を殴りたかったが、精も根も尽き果てるまでヤッたせいで動けない。俺はせめての抵抗に佐久間を目一杯睨んだ。佐久間は睨み付ける俺に苦笑する。
「ほら、水だ飲め」
「…………………」
俺は差し出されたペットボトルからプイッと顔を逸らした。佐久間は肩を竦め、ミネラルウォーターを口に含んだ。
「…んッ…ッ…まだヤる気じゃないだろうな!?」
口移しで無理矢理水を飲まされた俺は佐久間に噛み付く。
「……さすがにこれ以上シたら優馬が壊れちゃうよ」
警戒する俺に佐久間は苦笑する。
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