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それでも僕は
第14章 14★







「待った?優馬?」
「……別に…?」
佐久間は素っ気ない俺の態度に苦笑する。
「……さっきの女性は?」
「おっ?気になる?」
「いや、そんなに?そもそも大体想像付くし」
可愛いげのない俺の反応に佐久間がうなだれる。
「佐久間って…」
「なあ、苗字じゃなくて名前で呼んでよ、俺も優馬のこと名前で呼びたいし」
俺はため息を吐いた。佐久間は普段大雑把なくせに変なところでナイーブなところがある。
「高人って…ホストかなんかなのか?」
「あぁ…そうだけど、言ってなかった?」
初めて会った時から派手なスーツを着ていたけど…正直。
「……あまり興味ない…かな?」
「酷い!!」
思わず本音を漏らしてしまった。俺の本音を聞いた高人が泣きまねをする。なんだか面倒臭いことになったなと俺は頭を掻いた。
「……で?今日は何をするんだ?また俺を抱くのか?」
俺は話題を無理矢理変える、ショックから立ち直った高人は首を横に振った。
「今日は俺が優馬を抱く…じゃなくて優馬が俺を抱くんだよ」
高人は俺に身体を密着させる。
「無理に…とは言わないけどな」
「……別に無理ではないけど」
だけど、高人は俺に抱かれことに対して嫌悪感とかないんだろうか?
「じゃあラブホ行こうぜ」
俺の懸念を余所に高人は俺の腕に自分の腕を絡め付けて俺を行き付けのラブホに案内される。高校生を連れてラブホに入れるのか?と不安になったが受付は俺を見て特に何かを言及することなく部屋の鍵を渡した。
「なあ、優馬のほうからキスしてよ」
甘えるようにキスをねだる高人に俺は嘆息する。
「んっ…」
俺は高人の要望通りキスをする。俺がそっと触れるだけのキスをすると高人は不満そうな顔をして俺を見上げた。
「もっと深いキスしてよ、優馬」
高人は俺の首に腕を回し、キスをねだる。俺はため息を吐いて高人にキスをした。俺が高人の咥内に舌を入れると高人の身体がビクッと震える。高人の舌に自分の舌を絡める、高人のかかとがわずかに宙に浮く。
「はぁ…ゆ、優馬…も、もっと」
高人は俺に固くなったソレを押し付ける。
「はっ…」
長いキスを終え、俺の唇が離れると高人は後ろに数歩下がってそのままベッドに背中からダイブした。
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