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第14章 14★

｢……挿れるけど、大丈夫?｣
｢大丈夫…早く挿れてよ｣
高人は脚を俺の腰に巻き付ける。
｢あッ…んんッ…!!｣
俺は意を決して高人の後腔にソレの先端を挿れる。
｢先っぽ…だけじゃ…んッ…もっと…あッ…奥まで…ん…挿れて…｣
｢分かった｣
俺は高人の腰を掴み、高人後腔が根元とくっつくまで腰を進めた。
｢お、大きくて…か、固い…｣
俺のソレを根元まで挿れられた高人が呻く。苦しそうに身を捩る高人に俺は動くかどうか迷う。
｢は、早く動いてよ、優馬｣
高人は期待に満ちた目を俺に向ける。俺は高人の願いに分かったと答える
｢あッ…すごッ…んッ…ふッ…あん…｣
ゆっくりソレを引き抜いて、ゆっくりソレを挿れる。ただそれだけなのに高人は気持ち良さそうに喘ぐ。
｢ゆ、優馬…あッ…もっと…んッ…は、激しく…｣
できるだけ高人を傷付けないようにゆっくり動く俺、だけど高人はそれだけじゃあ物足りないと催促してくる。
｢……分かった、辛くなったら言えよ｣
｢あッあッあッ…んッ…気持ち良い…ふッ…んッ…あッ…｣
俺は腰を動かす速度をあげる。さっき見付けた高人の前立腺を集中的に狙う。高人の嬌声がシックな部屋に響く。
｢も、もっと…あッ、んんッ…あッ…い、イクッ…あッああぁッ!!｣
高人は前立腺を深く抉ると欲を放った。高人は果てた衝撃で中の俺をぎゅッと締め付けた。
｢あつッ…優馬のが熱い…｣
｢…ッは…!!｣
俺は高人にソレを締め上げられ、高人の中に精液を注いだ。








｢あーっ!!気持ち良かった｣
高人は俺の腕に頭を乗せる。
｢そういえば身体は大丈夫か?｣
あのあと高人を何度もイカせた。俺は放心状態の高人の身体をキレイにした。ヤリ馴れているのか高人はすぐに復活して俺に腕枕を要求してきた。
｢あぁ…優馬は本当に優しいな…｣
人が心配しているのにデレデレする高人に俺はため息を吐く。
｢なあ…｣
｢ん?どうした?｣
｢いや、なんでもない｣
俺は高人のことをほとんど何も知らない。高人がホストなのと優斗の後輩と言うことしか知らない。なんで男との情事の仕方を知っていたのか。なんで俺を抱いて抱かれたのか…。