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それでも僕は
第16章 16※

「はっ…」
「本当にエロい躰しているよな、黒崎」
触っただけで甘い声をあげる黒崎、相変わらず男の劣情を煽るのが上手い。
「あッ…んッ…ま、待って…んッ…ここ…外ッ…」
「そうだな」
「だ、ダメだって…ああッ…」
触れただけで感じてしまう黒崎、一体どれだけの男がこのキレイでエロい躰に触れたんだろうか?考えただけでぐつぐつとした嫉妬が沸き上がる。
「あッ…やッ…しつこッ…んんッ…」
しつこく躰に触れてくる俺の手に翻弄される黒崎。俺は黒崎のキレイな背中に舌を走らせる。
「はッ…ンッ…あッ…くッ…」
胸の突起と背中を同時に責められた黒崎の甘い喘ぎ声が露天風呂に響く。
「うん、良い声…もっと泣かせたくなるよ」
「くッふ…へ、ヘンタイ…んんッ…」
俺がいきり立ったソレを黒崎に押し付けると黒崎が全身を真っ赤にしながら俺を罵る。
「黒崎がエロいのが悪い」
「あッ…」
俺は黒崎のうなじに顔を埋める。
「…だ、だから…待っ…んんッ…」
俺は黒崎のうなじに痕を付ける。黒崎は抵抗しようとするが散々躰を触られたせいで力が入らない。快感に溺れ始めている黒崎に俺は笑みを浮かべる。
「本番はこれからなのに、とろとろになったのか?」
俺は黒崎の型の良い耳を食む、全身性感帯にみたいに敏感な黒崎は俺に耳をかじられ喘ぐ。
「は、はひ…」
俺の愛撫で骨抜きになった黒崎のソレがタオルの下から自己主張を始めた。俺は自己主張を始めている黒崎のソレを見て口の端を吊るし上げる。
「そんなに俺の愛撫、気持ち良い?」
「あッ…く…んんッ…気持ち…良く…なッ…んんッ…」
「気持ち良い?」
俺は黒崎の突起を抓る、突起をしつこく抓る俺の腕を掴んで剥がそうとするがすでに俺の愛撫に骨抜きにされた黒崎の手には力が入ってない。
「き、気持ち…んッ…良いから…あッ…ダメ…んッ…イクッ…」
「突起だけでイッてよ」
「あッああッ…!!」
俺は黒崎の突起を抓りながら首筋を思い切り吸い付いた。黒崎の精液が温泉を汚す。
「……さ、最悪だ」
温泉を汚してしまったことで自己嫌悪に陥る黒崎。
「突起だけでイケるんだな、黒崎」
「…………悪かったな」
突起だけでイカされた黒崎は不機嫌そうな顔を俺に向ける。
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