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それでも僕は
第8章 8☆





「俺、食器洗ってるから先に風呂入って」
ゆうは食器を流し台に運ぶ、俺は後ろからゆうに抱き着く。
「……ケイ?」
「食器洗うの待ってるから一緒に入ろう?」
「わ、分かった…」
「じゃあ食器を洗い終わるまでこのまま抱き着いても良い?」
「う、うん…良いよ」
俺はゆうに抱き着いたなま食器を洗い終わるのを待つ。俺は顔を上げゆうを見る、ゆうは少し緊張した表情で食器を黙々と洗う。
「じゃあ風呂入るか?」
「うん…」
俺とゆうは手を繋いで風呂場に向かう。ゆうが中学生になったら一緒に居られる時間は減るだろう。だから今のうちにできるだけ、1秒でも長くゆうと一緒に居たい。
でもゆうが中学生になるは少し楽しみだったりする。きっと中学生になればさらに成長して格好良いゆうが見れる…そう思うと早くなってほしいという気持ちもある。
(我が儘だな…俺)
ゆうと一緒に居たいと思ってるのに、早くゆうが成長して格好良くなったところもみたいって思ってる。
俺とゆうは脱衣所で服を脱いで腰にタオルを巻く。
「ゆう…」
俺はゆうのほうを振り向くとゆうの身体を見る。バスケで鍛えたゆうの身体は幼さと逞しさが調和している。
「さあ…身体を冷やすといけないから早く入ろう?」
ゆうは俺の手を引いて風呂場に入る。
「お、俺…ゆうの身体洗うね」
俺はスポンジにボディソープを染み込ませる。細く華奢な自分の身体とは違い、逞しくもキレイなゆうの身体は俺にはない男の魅力に溢れていた。俺は震える手でゆうの身体を洗う。
「…ゆう、背中洗うね」
俺はゆうの背中をスポンジで擦る。頼りがいのある大きな背中は父性を感じさせる。
「じゃあ今度は俺がケイの身体洗ってあげるね」
ゆうは俺からスポンジを奪うと俺の身体を自分の膝の上に乗せた。ゆうと密着すると自分の身体の小ささや細さがどうしても目立つ。俺の腰にゆうの太い手が回され、身体をスポンジで擦られる。ゆうにはそんなつもりないかもしれないが、俺の身体を洗うゆうの手が俺の感じやすい場所ばかり触れる…もしかしたらゆうに触られていつもより敏感になっているかもしれない。むらむらと欲情し始めている。俺はゆうを見上げる、ゆうはいつも通り甘く微笑んでいた。
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