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それでも僕は
第8章 8☆






「…ゆう…お願いだからあまり見ないで」
「……ケイ、俺も同じだから」
ゆうは俺を自分のほうに向かせ、俺の額にキスをした。俺が目を開けるとゆうが余裕のなさそうな顔で俺を見ていた。俺は恐る恐るゆうの腰のタオルを奪う、ゆうのソレは鎌首もだけでいた。いつも柔らかい笑みを浮かべているゆうがギラギラした目で俺を見ている。俺は息を吐いて自分の腰に巻いてあるタオルを取る。ゆうはごくりっと息を呑んだ。
「ごめん、ケイ…少し我慢できそうにない」
ゆうが自分のソレを俺のソレに擦り付ける。
「あっ…んッ…ゆ、ゆう…」
「んっ…くっ…ご、ごめん…ふっんん…と、止まらない」
ゆうは熱い吐息を吐きながら腰を動かす。ゆうとこういう行為をすること自体に嫌悪感はない。ただゆうも気持ち良くなっているかが気掛かりだった。
「ケイ、ケイも気持ち良くなって」
考え事をしているせいでで気持ち良くなりきれていない俺にゆうは焦りと後悔を抱く。
「お、俺…あっ…ゆ、ゆうと…ん…一緒に…んんっ…気持ち良くなり…あ…ん…」
「…俺も…んっ…気持ち良いよ…ん…ふたりで…ん…もっと…気持ち良くなろう…」
ゆうが俺に躰を密着させる。俺は壁に爪を立てる、気を抜いたらゆうを置いて先に出してしまう。
「ゆ、ゆう…待って、待っててば…んんっ…俺だけ…あ…先に…」
「分かった…じゃあ一緒にイこう?」
ゆうは俺の躰を抱き締めキスをする。俺とゆうは同時に欲を放った、全身から力が抜けた俺の身体をゆうが支える。あまりに気持ち良さに頭が真っ白になる。






「ケイ、髪を乾かすからこっちおいで」
風呂から上がりゆうの部屋で髪を乾かす、さっき風呂場であんなことしたのに落ち着いているゆうが憎い、俺はゆうの近くにいるだけでこんなにドキドキしているのに…。
「ゆうの髪乾かすね」
ゆうからドライヤーを受け取りゆうの髪を乾かす、ゆうの柔らかい髪を触るのは楽しい。ゆうの髪を乾かし終えると俺とゆうは身体を寄せ合って横になる。本当はもっとゆうの髪を弄りたかったが、ゆうがもう遅いと言って寝る準備をした。
「…ねぇ?ゆう?」
「どうした?ケイ?」
「……最後までしないの?」
ゆうが息を飲んだ。俺は性に淡泊で中心を弄ったのは今日が初めてだ。それでも俺は男同士でも情事が可能なのは知っている。
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