パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 Wデート

「この人は見ての通りの遊び好きだから、黒岩さんは連れ回されて迷惑なんじゃないですか？」

梨香が話題を変えてくる。

「いや、桜木には感謝してるんですよ。俺ひとりだったら部屋にこもったきりの生活になっちゃうから」

「おう、いっぱい感謝してくれよ、いくら金持ってても部屋から出ないなら関係ないもんな」

そんな会話をしていると料理が運ばれて来た。

店構えは庶民的だが料理は洗練されていて、見た目も美しい。

「ノンアルコールだけど、とりあえず乾杯！」

桜木の音頭でノンアルコールビールで乾杯する。