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水沢夏希27歳、開花
第10章 頼れるお姉様

「本当に?」
「本当よ……正直私もびっくりしたけど、あれはあれで結果オーライ」
麗が自分のハンカチで夏希の涙を拭く。
あらかじめ桜木、黒岩、梨香の3人から夏希のことを聞き、夏希と黒岩が初めて会った夜の出来事も知っていて演出プランを練った麗も予想できなかった夏希のエクスタシーだが、超レアな場面を参加者にみせることができて、あれはあれでいい。
だが、麗には心配なことがある。
さっきの出来事が夏希に羞恥プレイへの恐怖心を植え付けるのが心配なのだ。
不安はいい……不安になるのは当たり前……でも恐怖心はだめ……夏希と黒岩の今後のためにも、恐怖心はだめ……どうすれば……どうすれば……。
夏希には優しい笑顔を向けながら、麗は夏希の心と体をフォローする方法を考え続けていた……。
「本当よ……正直私もびっくりしたけど、あれはあれで結果オーライ」
麗が自分のハンカチで夏希の涙を拭く。
あらかじめ桜木、黒岩、梨香の3人から夏希のことを聞き、夏希と黒岩が初めて会った夜の出来事も知っていて演出プランを練った麗も予想できなかった夏希のエクスタシーだが、超レアな場面を参加者にみせることができて、あれはあれでいい。
だが、麗には心配なことがある。
さっきの出来事が夏希に羞恥プレイへの恐怖心を植え付けるのが心配なのだ。
不安はいい……不安になるのは当たり前……でも恐怖心はだめ……夏希と黒岩の今後のためにも、恐怖心はだめ……どうすれば……どうすれば……。
夏希には優しい笑顔を向けながら、麗は夏希の心と体をフォローする方法を考え続けていた……。

