この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
水沢夏希27歳、開花
第14章 約束されていた羞恥

「一般的イメージはそうなんだけど、日本では道路や駐車場の事情とか、あまり目立ちたくない国民性とかあって、実はこの車みたいなタイプの方が販売台数が多いんだよ……今夜はホテルまでの短いドライブだけど、これから夏希ちゃんとはこの車でいろいろ楽しもうと思って買ったんだよ……はい、おふたりさん、そこに座って」
黒岩の「いろいろ楽しもう」に隠された企みを後日知ることになるなんて、初めてのキャンピングカーにウキウキしている夏希にはわかるはずもない……。
夏希と梨香が「すごい、すごい」とはしゃいでいると、車はラブホテルの駐車場に入る、
黒岩か桜木の部屋でもよさそうなのに、「だってラブホの方が盛り上がるじゃん」という梨香の希望でそうなったのだ。
黒岩の「いろいろ楽しもう」に隠された企みを後日知ることになるなんて、初めてのキャンピングカーにウキウキしている夏希にはわかるはずもない……。
夏希と梨香が「すごい、すごい」とはしゃいでいると、車はラブホテルの駐車場に入る、
黒岩か桜木の部屋でもよさそうなのに、「だってラブホの方が盛り上がるじゃん」という梨香の希望でそうなったのだ。

