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水沢夏希27歳、開花
第14章 約束されていた羞恥
「まーだ、だめ……」
意地悪な微笑を浮かべたまま、梨香は夏希の様子をクールに観察する。
「黒岩さん、いいわよ」
夏希の呼吸の乱れが少し治まるのを待って、梨香がゴーサインを出す……いつの間にか梨香が場を仕切っているが、黒岩も桜木も余計な口出しはしない……女同士だからわかる感覚を信じて、梨香の仕切りに任せる……。
小さく頷いて、また黒岩の指が動き出す……器用に両手の指を動かして夏希の花びらとクリ豆を責めたてる……。