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水沢夏希27歳、開花
第16章 キャンピングカーの使い方
何てことのない世間話をしたり夏希がコールセンターの仕事の愚痴を聞いてもらったりしているうちに車は市街地を抜け、坂道を登り始める。
そんなに時間がかからずに小さな山の頂上の少し下にある駐車場に着く。
そこから階段を上がると頂上は小さな展望公園になっていた。
気持ちのいい風を受けながら、ふたりでベンチに並んで座り、そこからの景色を眺める。
あまり知名度のない山なので夏希と黒岩以外には数組のカップルだけだが、それぞれベンチで肩を寄せ合っている。
そんなに時間がかからずに小さな山の頂上の少し下にある駐車場に着く。
そこから階段を上がると頂上は小さな展望公園になっていた。
気持ちのいい風を受けながら、ふたりでベンチに並んで座り、そこからの景色を眺める。
あまり知名度のない山なので夏希と黒岩以外には数組のカップルだけだが、それぞれベンチで肩を寄せ合っている。