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第5章 可愛い彼

｢私にそんなことされて嬉しいの？｣

｢……｣

｢彰｣
少し怒った口調で言ってみた

｢嬉しいです
こんなふうにされるのも……｣

｢彰っていう人なんだよ。
それはそれで良いと思うけど……
彰が望むなら意地悪なこと言ったり、してあげるけど
こんなふうにね｣

乳首を指でコロコロ
時々、軽く爪を立てたり、引っ張ったり

｢あっ　奈美子さん……｣

｢彰クン、嬉しいの？｣

｢はい｣

〝可愛い〟を通り越すくらい
私の母性も擽るんですけど……