この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Honeymoon
第10章 いくつかの誤解
12月にももうすぐという季節にしては比較的暖かい、和泉さんとの約束の日。

待ち合わせ場所に向かっていた途中、着信に気付いた。
道の脇に避けてからスマホを取り出すと遥さんからの着信は切れた。

今週末に和泉さんと会うという事を彼は知っている筈だ。

『話すのはいい。だが工藤とは寝るな』

確かそう言っていた。
そんな事を心配してるのだろうか?

『和泉さんとはただ話すだけなので、遥さんは心配しなくていいです。だってもう私は』

その続きをを打とうとして指が止まる。

私の心が属してるのは。


『遥さんは心配しなくて大丈夫です』

前後を消して、結局そんな中途半端な一文を送信した。




/122ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ