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第28章 28・莉翠、出産に挑む

時は流れ、お腹にいる息子達は御主人様達に答えるかのように激しく足蹴りする日々が続いた・・

検診で、産婦人科医は『そろそろ産まれそうですね。子宮口が開きかけてます。いつでも産まれてもおかしくないので、入院の準備をしておいて下さい。』と言われ、御主人様達は｢やっと息子達に会えるな。天音、息子達が産まれたら直ぐ血液検査してくれ。俺達全員のどちらかが父だから。｣と言うと天音は｢了解・・｣と言った・・

マンションに帰り、入院準備を始めた・・

御主人様達がソファーに座り、｢莉翠・・お前が入院する時に部屋を特別室にするように手配してある。｣と言われ、莉翠は『ご手配ありがとうございます。産まれたら息子達を抱っこして下さいね。』と言うと御主人様達は｢ああ。わかってる。莉翠・・息子達が小学生になったら調教師になる為の勉強をさせる。良いな？｣と言うと莉翠は『御主人様達にお任せいたします。私は逆らう権利はございません。』と言った・・