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新設《性教育科》
第2章 寮

「はーい」

整理していた手を一旦止め、ドアを開けると、確か同じクラスの男子生徒が立っていた

「あ、隣の窪石拓也(クボイシ タクヤ)です
僕、今年の主席で…」

「あ、入学式で挨拶してた…
蒼結菜です」

「知ってます!それで、あの、頼み事があって…」

「中、入っていいかな?」

「あ、どうぞどうぞ!まだ散らかってるんだけど…」

拓也が部屋に入ると、当然部屋には二人きりになるのである
結菜は少し緊張していた

「それで、頼み事って?」

「僕、実は、童貞なんだ」

「は、はぁ」

突然出てきたワードに少し驚いたが自分も処女であることを思い出し、落ち着く

「それで、授業が初めてっていうのが嫌だから、その、初めてを蒼さんにもらってほしくて」

「へっ!?」

「いや、変な頼み事だっていうのはわかってるんだ
でも、頼むなら、蒼さんかなって」

「どうして、私に?」

「今日、下着姿見て、興奮したっていうか…
それに、美人だし、」

そんなことを言う拓也もなかなかのイケメンである
背は低めだが今まで女性にモテなかったのが不思議になる風貌だ

「で、でも、私だって、処女だし…」

「あ、そうなの、?」

「うん…私もどうしようって思ってて…」

「じゃあ、交渉成立かな?」

「う、うん」

「じゃあ、今夜
僕の部屋に蒼さんのタイミングで来て欲しい」

「わかった、あ、でもその前に、
さん付け、やめない?」

「そうだね、じゃあ結菜で」

「じゃあ拓也くん」

「また今夜」

「うん、また」

初めに部屋に来た時のモジモジしていた姿とは打って変わり、帰るときにはただの爽やかなイケメンになっていた

そのギャップにまた結菜は心を躍らせた
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