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新設《性教育科》
第4章 初授業
「え、じゃあ結菜はもう処女やないの!?」
「シー!あんまり大きな声で言わないで…」
拓也とのセックスの後、そのまま寝てしまった結菜は、朝拓也の部屋から出てくるところを香奈と蓮に見つかってしまったのだ
「あーあ、俺が結菜の処女もらおうと思ってたのに」
「なっ、蓮くん、何言ってんの…」
「結菜モテモテやな〜!」
「じゃ、今夜は俺とやる?」
「そ、そんな!
っていうか、2人は経験済みなの…?」
「当たり前やん」
「もちろん」
「え、うそ!」
「だって、今彼氏おるから♡」
「え、いるの!?」
「うん、普通科の方にな、おるの
でも大丈夫、ちゃんと説明して、説得したからなんとかなる」
「よかった…香奈が学校やめたらどうしようかと…」
「私がやめるわけないやん!セックス好きやし」
「え、そうなの」
「俺も好きー」
「蓮くんも…彼女とかいるの?」
「いたけど、高校入る前に別れた」
「そっか…」
少し安心した結菜は、朝食に向かうために急いで部屋に戻って制服に着替えた
「あ!結菜ーー!」
「まおりー!」
食堂に着くとばったりとまおりに出会った
「結菜聞いたよ?大丈夫?今日からエッチな授業なんでしょ?」
「え、あ、ま、うん…知ってたんだ?」
「当たり前じゃん!うちのクラスの男子とかも騒いでたよ?
誘ったらすぐにやってくれるのかなーって
気をつけなよ?」
「だ、大丈夫!私、そんな標的にされるような存在じゃないし…」
「昨日初めて会った人とセックスしたくせによー言えるな、そんなこと」
「ちょっと香奈!それは言っちゃダメ!」
「へー結菜処女捨てたんだ〜」
「もー早く朝ごはん食べて学校行こうよ!」
「あの子は絶対汚い手からは守らなあかんな」
「うん、よろしくね」
真っ赤に顔を染めた結菜を見守るまおりと香奈は、必ず結菜を守ると約束していた