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昴の大学生活
第1章 新生活
東京都内から電車で10分ほど離れた駅の近くに10階建てのマンションの8階の角部屋に明日から1人暮らしを始める為荷物を運び入れる業者が忙しく出入りして全てが運び終えるとサインを求め…昴はそれにサインをした。

昴「ありがとうございました!」

玄関でそう言って業者が部屋から出て行った…昴1人になって振り返って短い廊下の正面と右手にドアがあり中には洗面所とドラム式洗濯機がありトイレ、浴室がある廊下左側はスライド式の扉が四つあり奥行きはないが棚形式になって居る。

正面のドアを開けて右側にIHとシンク…上に棚があり横に真新しい冷蔵庫、レンジ、炊飯器、ケトルが所狭しに配置してある…棚には最低限の食器類と鍋セットが綺麗に並べてある…

左側には小さなクローゼットとシングルのベットが設置してありベランダに出る右側そばに少し大きめのPCデスクとノートパソコン、タブレットとこの春合格した大学の教材などが置いてあり隣には34インチのテレビとDVDとゲーム機がいくつかテレビ台に収まっていた。ベットとテレビの間に小さなテーブルがテレビ側に寄せて置いてある横に幾つかのある段ボールを開けて行き中に入っていた衣類や予め実家で揃えた日用品をそれぞれ片付けた。

昴「これで終わりか…」

見渡し全て揃えたつもりだったが少し足りない物があるなと思い生活に直結する問題じゃないからネットで買おうと決めた。

大学合格が決まって1人暮らしが決まり両親と部屋探しをした。

大学まで15分くらいで周りはコンビニ、スーパーなど利便性は抜群で両親も自分も即決で決めた…

マンション周辺を散策して歩き明後日から通う大学までの大体の経路など確認してマンションに戻る途中近くのスーパーで飲み物などを買ってマンションに帰った…

両親が居ない生活は初めてだった事もあり邪魔されることも無く何をしてても文句も言われない…

昴「…最高じゃん!」

そう独り言を言って冷蔵庫に買って来た飲み物と食品をしまいお茶だけ手にベットに持たれて携帯を出して母に連絡を入れて無事引っ越しも片付けも終わった事を伝えた。

当初母が付いてくると言うのを昴は1人で大丈夫と断り現在に至る…1人暮らしを心配した両親だったが昴が押し切り幾つかの約束事を条件に許して貰った。
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