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blossom
第9章 Love8:心開かせる男
[ はじめまして、カウンセラーさん
私はチェリーと言います。あなたのコメントを見て、話してみたいと思ってメッセージを送らせていただきました。]
今の自分についても加えた。
夫と10年もレスであること。
魔が差して、他の男と関係を持ってしまったこと。
できることなら夫婦関係を修復できたらと思っていること。
[ お互いに良い方向へ向かっていけるよう、お話ができたら嬉しいです。]
と締めくくりメッセージを送ると、二時間くらいして、カウンセラーから返信が届いていた。
丁寧な言葉選びに、メッセージを送ってよかったと安堵した。
[ ご主人以外と関係を持ったこと、後悔していますか?実は私も同じ過ちを犯したことがあります。
もちろん後悔していますが、怒りも同じ様にあったのです。]
私と同じ気持ちだ…
彼女のその言葉がきっかけで一気に親近感が湧き、頻繁にメッセージをやり取りするようになったのだった。
子供たちの昼ごはんのメニュー選びのことまでも話すようになり、顔も名前も知らない人とは思えない、古くからの友達のような気がしていた。
何気ない会話の流れからだったと思う。確か、家の近くに美味しい洋食屋さんがあると、彼女が言ったのだ。
誰にも言えないと思っていた秘密を、彼女に明かすことにした。ずっと誰かに聞いて欲しかったのかもしれない。
私はチェリーと言います。あなたのコメントを見て、話してみたいと思ってメッセージを送らせていただきました。]
今の自分についても加えた。
夫と10年もレスであること。
魔が差して、他の男と関係を持ってしまったこと。
できることなら夫婦関係を修復できたらと思っていること。
[ お互いに良い方向へ向かっていけるよう、お話ができたら嬉しいです。]
と締めくくりメッセージを送ると、二時間くらいして、カウンセラーから返信が届いていた。
丁寧な言葉選びに、メッセージを送ってよかったと安堵した。
[ ご主人以外と関係を持ったこと、後悔していますか?実は私も同じ過ちを犯したことがあります。
もちろん後悔していますが、怒りも同じ様にあったのです。]
私と同じ気持ちだ…
彼女のその言葉がきっかけで一気に親近感が湧き、頻繁にメッセージをやり取りするようになったのだった。
子供たちの昼ごはんのメニュー選びのことまでも話すようになり、顔も名前も知らない人とは思えない、古くからの友達のような気がしていた。
何気ない会話の流れからだったと思う。確か、家の近くに美味しい洋食屋さんがあると、彼女が言ったのだ。
誰にも言えないと思っていた秘密を、彼女に明かすことにした。ずっと誰かに聞いて欲しかったのかもしれない。