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blossom
第10章 Love9:触れる男
夫の提案で貰えた私の夏休みは三日間だった。母にそれを伝えると、無理してこなくても自宅でゆっくり一人を満喫したら?と言われた。

夫の実家に送り出した後、ゆっくり一人時間を楽しんでから母のところに帰ることにした。

まずは映画。
ラブシーンが濃厚だと噂の映画を一人で見に行くことにした。公開されてから時間が経っているせいか、客席はほとんど空いていた。

自分がどんな顔でそのシーンを見ているのか、誰にも見られたくなくて、一番後ろの人気のない席をネットで予約したのだった。


女優の迫真の演技は、女の私もそそられてしまった。渋い俳優が色っぽい表情をするところでは、思わず身体がジュンッと反応してしまう。

男の愛撫で女がシーツを引き寄せるシーン。
太ももに温かい手が触れた。隣に座ったのは私より年下に見える男の人だった。

スカートの上から指先で線を描かれると、久しく感じていなかった気持ちよさが甦ってくる。男の方を見ると女性に不自由しなそうな整った顔をしていた。

嫌なことをされたら断ればいい。今はこのまま束の間の気持ちよさと刺激を楽しもうと思った。


カウンセラーにはきっとこう言われるだろう。
[ だから、そうなる前に自分で発散させておけばよかったのに]と。
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