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blossom
第18章 Love17:問い詰める男
「いいよ…出して、なんでも出してよ」

さらに夫は身体を反らすようにしてグリグリと一つところを刺激してくる。

「やぁっ…ごめんなさいっ……ぁあ……」
ジョ…ジョ…とヌメリを洗い流すかのように水が溢れてしまった。

ズルッと勢いよく私の中から性器を抜くと、夫はガバッと顔を伏せて股に潜り込んだ。たった今自分の性器があった場所を、なんの躊躇もなく舐めまわしているのだ。

(私は夫に愛されている…)
そう心から実感出来た。


「パパ……私のこと、愛してる?」

「もちろん…」
埋めていた顔を上げて、間髪入れずそう答えてくれた。

「ちゃんと…言って…」

「愛してるよ」

「ぁぁ…幸せ…」
夫を引き寄せて抱きついた。

「またパパのおちんちん入れて…いっぱい…」
その日、三度目となる夫の射精を体内で受けとめた。




夫の愛情は消えていなかった。

もうよそ見するのはやめようと思いながら、夫の腕の中で眠った。



他の男に抱かれたことで夫との愛を確認できた。痛い目もたくさん見たけれど、ここが私の居場所だと知るための勉強だったのだろう。

傍から見たら、夫の嫉妬や私への執着は気味の悪いものなのかもしれない。でも、私にとってはそれこそが欲しかったものだったのだ。
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