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blossom
第19章 Love18:見られた男
つま先から電気が放出されるような感覚。
ビュビュッ…ビュビュッ…とリズミカルに吐き出される感触すら気持ちいい。

「ぁ……はぁ……ぁぁ……はぁ……」

さっきまで眉間にシワを寄せていた冴島さんの表情が和らいだ。

「さくらさん……」

抱き寄せられて、冴島さんの上にのしかかるように顔を寄せた。まだ息が整わないまま舌を合わせて、その吐息ごと味わう。


「どうして…ピル…?」

「……内緒」

「ご主人に飲むように言われてるの?」

「内緒…」

キスしようと身体を動かすと、冴島さんのおちんちんかニュルッと抜けてしまった。

「ぁあんっ」

栓をしていたものがなくなり、私の中からダラリと垂れたものが、冴島さんの太ももを汚した。

「あぁ…」

冴島さんの精子が出ていってしまうのが嫌で、思わず手で受けとめてしまった。指先を伝い落ちそうになるのを、口の上にかざす。

舌を出してその雫を受け取った。

ポタッ…

ポタッ…

舌が歓喜に震えてしまう。


手の平に残っていた液体も舌で舐めとり、チュッと音を立てて指先を吸った。

うっとりとした気分で味わっていると、冴島さんがまたスカートの中で私に繋がろうとあてがってきた。

硬さを失って抜け落ちたはずの冴島さんのおちんちんは、いつの間にかまた更なる硬さを取り戻していたのだ。
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