この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
blossom
第21章 Love20:執着する男
その翌日の白昼堂々、私は二度目になる冴島さんの自宅にいた。
前回来たときよりも更に貪るように求め合い、夢中になってお互いの唇を吸った。
「なんだか、別の人みたいに感じるな…」
「えっ?」
「随分と色っぽくなった」
「嫌…ですか?」
「誰かの影響かと思うと…苦しいかな」
「…」
言葉が出てこない。
「…なんてね、困らせたい訳じゃないんだ」
冴島さんの優しい腕に包まれて、胸に顔を埋めた。冴島さんの唇は私の髪に何度もキスをしてくれた。
互いの身体を撫でていた指は、いつの間にか絡められていた。冴島さんの唇が指先に触れるだけで、太ももを擦り合わせずにはいられないほどの熱いうねりが湧き上がってくる。
「冴島さん…」
「幸貴」
「幸…貴さん…」
初めて呼んだ下の名前に、頬が熱くなってしまった。
「さくらさん」「幸貴さん」
唇を合わせては互いの名前を呼びあった。
「私…幸貴さんのキス…好き…」
重ねた舌を解いても、すぐ絡め取られてしまうので、言葉が途切れ途切れになってしまう。
「私も好きですよ…初めて会ったあの時、吸い寄せられるように唇を重ねてしまった…」
「んっ……ふぅん…」
「少女のように純粋な眼差しと、誘われてると錯覚する白い肌…」
「そんなこと…」
「清楚な服の中には少女のような恥じらいと…」
冴島さんはシャツワンビースの前ボタンを一つずつ外していく。
前回来たときよりも更に貪るように求め合い、夢中になってお互いの唇を吸った。
「なんだか、別の人みたいに感じるな…」
「えっ?」
「随分と色っぽくなった」
「嫌…ですか?」
「誰かの影響かと思うと…苦しいかな」
「…」
言葉が出てこない。
「…なんてね、困らせたい訳じゃないんだ」
冴島さんの優しい腕に包まれて、胸に顔を埋めた。冴島さんの唇は私の髪に何度もキスをしてくれた。
互いの身体を撫でていた指は、いつの間にか絡められていた。冴島さんの唇が指先に触れるだけで、太ももを擦り合わせずにはいられないほどの熱いうねりが湧き上がってくる。
「冴島さん…」
「幸貴」
「幸…貴さん…」
初めて呼んだ下の名前に、頬が熱くなってしまった。
「さくらさん」「幸貴さん」
唇を合わせては互いの名前を呼びあった。
「私…幸貴さんのキス…好き…」
重ねた舌を解いても、すぐ絡め取られてしまうので、言葉が途切れ途切れになってしまう。
「私も好きですよ…初めて会ったあの時、吸い寄せられるように唇を重ねてしまった…」
「んっ……ふぅん…」
「少女のように純粋な眼差しと、誘われてると錯覚する白い肌…」
「そんなこと…」
「清楚な服の中には少女のような恥じらいと…」
冴島さんはシャツワンビースの前ボタンを一つずつ外していく。