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blossom
第22章 Love21:私だけの男
重い足取りで寝室に向かう。
ドアに近づくと部屋の中には女の嬌声が漏れ聞こえてきた。
(まさかっ?!)
寝室のドアをバッと開けて、直ぐに中に入る。
[ イッてもいいですか?]
[ イッても…いいですかぁ]
[イッ…ても……い…ですかぁぁ あぁ]
まぎれもない私の声だ。
「やめて…お願い……止めて…」
ベッドに寝転んでパソコンを弄っている夫に近づく。
「ここからがいいとこなんだよ、この45分83のとこ…」
[ っぐぅぅぅっ]
[ ひっぃて…もぉっ……ひ…れ……かぁぁあ]
[ いいよ]
[ っっっぐぅっ……ぐっふぅ…]
「止めてってばっ!」
枕を掴んで、パソコンの上に被せた。
押しつけた枕の下からは、まだ私の叫び声のような卑猥な声が聞こえてくる。
「ママがちゃんと録音してこないからでしょ?」
そう。私は冴島さんとの時間を二人だけのものにしたかったのだ。
「だから、想像するしかないじゃないか」
めちゃくちゃだ。やっぱり私たち夫婦はやってる事がめちゃくちゃ過ぎる。
「服脱いで」
「イヤ」
「夫婦なんだから、ダメだよ。拒めない。」
「もう…嫌…」
私が顔を背けると、飛び起きた夫が強く私を抱き寄せた。
「ごめんごめん。冗談だよ。愛してるよ、ママ。一緒に旅行先探そうよ、ね?」
私を宥めようと必死になっている夫を見ていると、夫が有る身で、他の男に会いに行った私が何を偉そうにと申し訳なくなってしまった。
「温泉はどう?部屋に露天がついてるような。ゆっくり過ごそうよ、夫婦水入らずで。」
「……」
「機嫌直して…さくら…」
夫はポンポンとあやす様に私の背中を叩いた。
ドアに近づくと部屋の中には女の嬌声が漏れ聞こえてきた。
(まさかっ?!)
寝室のドアをバッと開けて、直ぐに中に入る。
[ イッてもいいですか?]
[ イッても…いいですかぁ]
[イッ…ても……い…ですかぁぁ あぁ]
まぎれもない私の声だ。
「やめて…お願い……止めて…」
ベッドに寝転んでパソコンを弄っている夫に近づく。
「ここからがいいとこなんだよ、この45分83のとこ…」
[ っぐぅぅぅっ]
[ ひっぃて…もぉっ……ひ…れ……かぁぁあ]
[ いいよ]
[ っっっぐぅっ……ぐっふぅ…]
「止めてってばっ!」
枕を掴んで、パソコンの上に被せた。
押しつけた枕の下からは、まだ私の叫び声のような卑猥な声が聞こえてくる。
「ママがちゃんと録音してこないからでしょ?」
そう。私は冴島さんとの時間を二人だけのものにしたかったのだ。
「だから、想像するしかないじゃないか」
めちゃくちゃだ。やっぱり私たち夫婦はやってる事がめちゃくちゃ過ぎる。
「服脱いで」
「イヤ」
「夫婦なんだから、ダメだよ。拒めない。」
「もう…嫌…」
私が顔を背けると、飛び起きた夫が強く私を抱き寄せた。
「ごめんごめん。冗談だよ。愛してるよ、ママ。一緒に旅行先探そうよ、ね?」
私を宥めようと必死になっている夫を見ていると、夫が有る身で、他の男に会いに行った私が何を偉そうにと申し訳なくなってしまった。
「温泉はどう?部屋に露天がついてるような。ゆっくり過ごそうよ、夫婦水入らずで。」
「……」
「機嫌直して…さくら…」
夫はポンポンとあやす様に私の背中を叩いた。