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blossom
第23章 Love22 : 桂木さくらという女
「まだだめ……お願い…イッてるの……」
しつこい程にひとつのところへの刺激を重ねられ、追い打ちをかけるように更なる快感が襲いかかってくる。
「っっん…ぅっ……………んぁあっ…」
震えだして止まらない内ももが深い絶頂の訪れを冴島さんに知らせる。
「ぁぁ……はぁっ……ぁっ……」
冴島さんにしがみついて身体を震わせている私は、快感の渦の中で幸せな痺れを存分に満喫していた。
愛されているという安心と、この人に身を委ねていれば確実に満足できるという信頼。そして、私の中から夫の精子を掻き出す静かに燃える嫉妬。
冴島さんは、それらが絶妙なバランスで配合された甘い魔法の薬だ。
「本当は……ぁんっ…」
「ん?なに?」
私の胸に埋めていた顔をあげて冴島さんが私を見あげる。
「こうなってるのが…当たり前っていうくらい…ピッタリ…元々ひとつだったんじゃないかな…私たち…」
「ファムファタル…」
ボソッと冴島さんの唇から零れた言葉を、私は理解できなかった。
「え?」
「いや……そうだね。そうかもしれないね。」
「今度生まれてくるときは…ちゃんと…幸貴さんを見つけるから…」
唇を重ねるだけで、満足していたはずの腰がうねってしまう。
「また…イッちゃいそうになる……んっ……」
「僕が上になってもいい?」
私は返事の代わりに冴島さんの頬にキスをした。
しつこい程にひとつのところへの刺激を重ねられ、追い打ちをかけるように更なる快感が襲いかかってくる。
「っっん…ぅっ……………んぁあっ…」
震えだして止まらない内ももが深い絶頂の訪れを冴島さんに知らせる。
「ぁぁ……はぁっ……ぁっ……」
冴島さんにしがみついて身体を震わせている私は、快感の渦の中で幸せな痺れを存分に満喫していた。
愛されているという安心と、この人に身を委ねていれば確実に満足できるという信頼。そして、私の中から夫の精子を掻き出す静かに燃える嫉妬。
冴島さんは、それらが絶妙なバランスで配合された甘い魔法の薬だ。
「本当は……ぁんっ…」
「ん?なに?」
私の胸に埋めていた顔をあげて冴島さんが私を見あげる。
「こうなってるのが…当たり前っていうくらい…ピッタリ…元々ひとつだったんじゃないかな…私たち…」
「ファムファタル…」
ボソッと冴島さんの唇から零れた言葉を、私は理解できなかった。
「え?」
「いや……そうだね。そうかもしれないね。」
「今度生まれてくるときは…ちゃんと…幸貴さんを見つけるから…」
唇を重ねるだけで、満足していたはずの腰がうねってしまう。
「また…イッちゃいそうになる……んっ……」
「僕が上になってもいい?」
私は返事の代わりに冴島さんの頬にキスをした。