この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
blossom
第23章 Love22 : 桂木さくらという女
「まだだめ……お願い…イッてるの……」

しつこい程にひとつのところへの刺激を重ねられ、追い打ちをかけるように更なる快感が襲いかかってくる。

「っっん…ぅっ……………んぁあっ…」

震えだして止まらない内ももが深い絶頂の訪れを冴島さんに知らせる。

「ぁぁ……はぁっ……ぁっ……」
冴島さんにしがみついて身体を震わせている私は、快感の渦の中で幸せな痺れを存分に満喫していた。


愛されているという安心と、この人に身を委ねていれば確実に満足できるという信頼。そして、私の中から夫の精子を掻き出す静かに燃える嫉妬。

冴島さんは、それらが絶妙なバランスで配合された甘い魔法の薬だ。


「本当は……ぁんっ…」

「ん?なに?」
私の胸に埋めていた顔をあげて冴島さんが私を見あげる。

「こうなってるのが…当たり前っていうくらい…ピッタリ…元々ひとつだったんじゃないかな…私たち…」

「ファムファタル…」
ボソッと冴島さんの唇から零れた言葉を、私は理解できなかった。

「え?」

「いや……そうだね。そうかもしれないね。」

「今度生まれてくるときは…ちゃんと…幸貴さんを見つけるから…」

唇を重ねるだけで、満足していたはずの腰がうねってしまう。

「また…イッちゃいそうになる……んっ……」

「僕が上になってもいい?」

私は返事の代わりに冴島さんの頬にキスをした。
/482ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ