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blossom
第24章 The Last Love : 運命の人
夫と冴島さんが会ってしまったあの日から、夫の態度が少し変わった。
まるで出会った頃にもどったように、何かにつけて私を褒めて、笑わせて、なんでもない日にプレゼントを持って帰って来るようになったのだ。
ダイニングテーブルとキッチンに飾った小さな花も、元は夫から贈られたミニブーケだ。
花の数が減ってくると、何を言うわけでもなくまたブーケを買ってきてくれる。私はそんな心が嬉しくて、夫の帰りを毎日玄関まで出迎えるようになっていた。
「ただいま、さくら」
夫の無事の帰宅を喜び、キスで迎える。
「おかえりなさい、ちょっと遅かったから心配しちゃった。」
「これをね」
今日のブーケは水色と白のものだった。
「かわいい!ありがとうっ」
夫の頬に唇を近づけると夫が向き返り唇が重なった。子供たちがテレビに夢中なのをいいことに、舌を絡ませ合うキスを続ける。
「愛してるよ……さくら…」
重たい鞄を床に下ろして、空いた手を私の腰に回す。以前は荒々しかった夫のキスが、最近はとても心地よい。上手になった…と言うのだろうか。
止まらないキスとお腹に押しつけられる硬い男性器は、私を一気に女にしてしまう。踏みとどまって、二人でリビングに戻ると、先に食事を始めていた子供たちも夫に笑顔を向けた。
「青だったー!僕の当たりだ!!」
ブーケの色を当てっこしていたようだ。
「結婚してくれてありがとう」
子供たちの前で肩を抱き寄せられる。
「もー!また始まった!」
愛花は文句を言いながらも、ニコニコ顔だ。
そして大きく変わったのは、夫婦の夜だった。
まるで出会った頃にもどったように、何かにつけて私を褒めて、笑わせて、なんでもない日にプレゼントを持って帰って来るようになったのだ。
ダイニングテーブルとキッチンに飾った小さな花も、元は夫から贈られたミニブーケだ。
花の数が減ってくると、何を言うわけでもなくまたブーケを買ってきてくれる。私はそんな心が嬉しくて、夫の帰りを毎日玄関まで出迎えるようになっていた。
「ただいま、さくら」
夫の無事の帰宅を喜び、キスで迎える。
「おかえりなさい、ちょっと遅かったから心配しちゃった。」
「これをね」
今日のブーケは水色と白のものだった。
「かわいい!ありがとうっ」
夫の頬に唇を近づけると夫が向き返り唇が重なった。子供たちがテレビに夢中なのをいいことに、舌を絡ませ合うキスを続ける。
「愛してるよ……さくら…」
重たい鞄を床に下ろして、空いた手を私の腰に回す。以前は荒々しかった夫のキスが、最近はとても心地よい。上手になった…と言うのだろうか。
止まらないキスとお腹に押しつけられる硬い男性器は、私を一気に女にしてしまう。踏みとどまって、二人でリビングに戻ると、先に食事を始めていた子供たちも夫に笑顔を向けた。
「青だったー!僕の当たりだ!!」
ブーケの色を当てっこしていたようだ。
「結婚してくれてありがとう」
子供たちの前で肩を抱き寄せられる。
「もー!また始まった!」
愛花は文句を言いながらも、ニコニコ顔だ。
そして大きく変わったのは、夫婦の夜だった。