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blossom
第24章 The Last Love : 運命の人
夫の上に馬乗りになると、ズクンと脈打つ。
「噛んでいい?」
「いいよ、どこでも」
胸…乳首…脇腹…
少しずつ強さが増していく。
腕…手の甲…
夫の身体に刻まれた私の歯型。そのでこぼこを舌でなぞると嬉しくなる。
私のものだと実感できるからだろうか。
グッと歯を沈ませるとき、一瞬止まる夫の呼吸。そして、解放されたときに漏れる吐息がまた私の心を掴む。
歯型ででこぼこした皮膚を指先でなぞる私を、うっとりした顔で見上げている夫。
私がSなのか、夫がMなのか…
もうそんなことはどうでもいい。
とにかく私たちのセックスは変わった。
私のしたいようにすることで私が興奮し、それによって夫も興奮する。小さな変化かもしれないけれど、私にとっては革命的な変化だ。
夫は私に興味が無いと、背中を向けられて悲しんでいた私ではない。今の私は自信に満ち溢れている。
夫はいつでもどこにいても私を求めているという自信。何をしても揺るがない私への愛情があるのだから。
そして私はまた冴島さんに会いにいく約束をして、カレンダーに星の印を描く。
大丈夫。
夫はそんなことをする私のことも愛してるから。
絶対的な愛情を向けてくれる夫のことを、愛しているから。
「噛んでいい?」
「いいよ、どこでも」
胸…乳首…脇腹…
少しずつ強さが増していく。
腕…手の甲…
夫の身体に刻まれた私の歯型。そのでこぼこを舌でなぞると嬉しくなる。
私のものだと実感できるからだろうか。
グッと歯を沈ませるとき、一瞬止まる夫の呼吸。そして、解放されたときに漏れる吐息がまた私の心を掴む。
歯型ででこぼこした皮膚を指先でなぞる私を、うっとりした顔で見上げている夫。
私がSなのか、夫がMなのか…
もうそんなことはどうでもいい。
とにかく私たちのセックスは変わった。
私のしたいようにすることで私が興奮し、それによって夫も興奮する。小さな変化かもしれないけれど、私にとっては革命的な変化だ。
夫は私に興味が無いと、背中を向けられて悲しんでいた私ではない。今の私は自信に満ち溢れている。
夫はいつでもどこにいても私を求めているという自信。何をしても揺るがない私への愛情があるのだから。
そして私はまた冴島さんに会いにいく約束をして、カレンダーに星の印を描く。
大丈夫。
夫はそんなことをする私のことも愛してるから。
絶対的な愛情を向けてくれる夫のことを、愛しているから。