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blossom
第24章 The Last Love : 運命の人
朝食の片付けをしてから、シャワーを浴びる。
用意してあるのはあのセクシーなランジェリーだ。
どんな風にかわいがってくれるのか楽しみで待ちきれない私の身体はもう疼き始めている。
夫との関係がどうなろうとも、冴島さんとの時間は私にとって特別なまま変わらない。私を大切に愛してくれる冴島さんのことは大好きだ。この年になっても心がキュンとするなんて想像もしていなかった。
いつかは離れていくのかもしれないけれど、今を楽しみたいとズルい女になってしまった。
自分で得る快感と人から与えられる快感…
そのどちらをも手にしている今の私はとても幸福だと実感している。夫がいるから冴島さんと楽しめるし、冴島さんがいるから夫と楽しめる。
いつかはどちらかひとつを選ばなきゃいけないのかもしれない。
…でも、今はまだどちらにもはっきりとした答えは告げない。
誰かに与えられた訳ではなく、私が自分で選択した道だからこそ、両方を存分に楽しめるのではないだろうか。
私の周りにはまだ誘惑がたくさん転がっている。
涼くんからのメッセージにも返信しなければいけないし、Honeysの店長も毎回物言いたげな顔をして二人きりになる時を狙っている。
私次第では、これから更にまた新しい出会いがあるかもしれない。きっとまだ私の知らない快感が、あちこちに潜んでいるのだろう。
二人の狭間で取り合われる悦びにもし飽きてしまうときが来たら、他に楽しむ相手を見つけに行けばいい。
花のいのちは短いのだから。
用意してあるのはあのセクシーなランジェリーだ。
どんな風にかわいがってくれるのか楽しみで待ちきれない私の身体はもう疼き始めている。
夫との関係がどうなろうとも、冴島さんとの時間は私にとって特別なまま変わらない。私を大切に愛してくれる冴島さんのことは大好きだ。この年になっても心がキュンとするなんて想像もしていなかった。
いつかは離れていくのかもしれないけれど、今を楽しみたいとズルい女になってしまった。
自分で得る快感と人から与えられる快感…
そのどちらをも手にしている今の私はとても幸福だと実感している。夫がいるから冴島さんと楽しめるし、冴島さんがいるから夫と楽しめる。
いつかはどちらかひとつを選ばなきゃいけないのかもしれない。
…でも、今はまだどちらにもはっきりとした答えは告げない。
誰かに与えられた訳ではなく、私が自分で選択した道だからこそ、両方を存分に楽しめるのではないだろうか。
私の周りにはまだ誘惑がたくさん転がっている。
涼くんからのメッセージにも返信しなければいけないし、Honeysの店長も毎回物言いたげな顔をして二人きりになる時を狙っている。
私次第では、これから更にまた新しい出会いがあるかもしれない。きっとまだ私の知らない快感が、あちこちに潜んでいるのだろう。
二人の狭間で取り合われる悦びにもし飽きてしまうときが来たら、他に楽しむ相手を見つけに行けばいい。
花のいのちは短いのだから。