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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第8章  ブーブスプレイ
 …
 小林は仰向けの優夏の体を跨ぎ、腰を下ろした。
 騎乗位の体勢になった小林が、大きな両乳房を揉み始める。
「んっ…んんん…」
 放心状態の優夏が反応を示す。
 小林は上体を倒して、勃起している乳首を口に含んだ。
「あんっ…んっ…ぁぁぁ…」
 優夏の半開きの口から、快感を知らせる吐息が漏れる。
 すると小林は、両乳房を揉みながら乳首を吸い始めた。
♪チュッ…チュバッ…
「んあっ…」
 優夏の体が小さく跳ねた。
 すると、虚ろだった優夏の目に生気が戻る。
「えっ!…ちょっ…なに?…」
 正気を取り戻した優夏が、声を上げる。
 …
 目に映る光景を見て、優夏の脳が活発に動き出した。
 “やだっ!部長におっぱい舐められてる…”
 “あれっ、体が動かない…”
 “あっ!この音楽…”
 “ああそうだっ、私イっちゃったんだ…”
 “しかも、自分からお願いしちゃった…”
 “ああ、なんてこと…”
 “よりによって、こんなキモい奴に…”
 優夏はこれまでの経緯を、一気に思い出した。

 催眠術により、体が動かせないこと。
 自分が全裸であること。
 あらゆる変態行為を受けたこと。
 手淫で絶頂を迎えたこと。
 バイブで絶頂を迎えたこと。
 それも、自らイかせてと懇願したこと。

 そして優夏は、今のこの状況に思考を巡らせる。
 “わたし…椅子にいたはず…”
 “やだ、イった後のこと覚えてない…”
 2度目の絶頂後の記憶がないことに、優夏は戸惑っていた。
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