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第17章 　セクシャル テイスト

　…
　優夏の赤裸々な告白に、由利子も驚いていた。
「やっぱ優夏ちゃんって、変態だわ」
「えぇぇっ！それ言っちゃうっ！」
「あははっ、だって～」
「もうっ！恥ずかしい…」
　耳を熱くする優夏。
　そんな優夏を見て、由利子は喜んでいた。
　…
　酒も進み、上機嫌の二人。
　由利子が突然、優夏に聞いてきた。
「ねえ優夏ちゃん、変態ってなに？」
「えっと…普通じゃないことですかね」
「じゃー、普通ってなに？」
「えっ！」
　優夏は答えられなかった。
「SEXや1人エッチは、普通の行為よね」
「ああ、まあ…」
「じゃー、SMプレイは？」
「えっと…ソフトなやつなら普通かな…」
「なるほど。じゃー、露出プレイは？」
「それは…変態かな…」
「じゃー、パンツを被るのは？」
「それも、変態…」
　優夏は、恥ずかしそうに答えた。

　由利子の質問は続く。
・お医者さんごっこは？
・アナルSEXは？
・3Pや乱交などの複数プレイは？
・スワッピングは？
・相互オナニー鑑賞は？
・パイズリやパンコキ、足コキは？

　それらの質問に対し、優夏はすべて変態と答えた。
　だが、こうしたプレイが認知されているという事は、需要があるからこそである。
　実際、経験者も多くいて、未経験者でも、してみたいと願望を抱く人も多い。
　また、自慰行為の際に、それらをネタにしている人も多くいる。

　結果。
　ほとんどの人が、変態だという事で話はついた。