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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第18章  アウェイク
【応援期間七日目】
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  10:03
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 ~ 由利子の自宅 ~

 ベッドで、寝息を立てる優夏。
 カーテンの隙間から射し込む光が、優夏の顔に当たる。

 普段の朝とは違う、日差しの強さ。
「んんっ…あつっ…」
 優夏の目が開く。
 “………んっ!?”
 寝ぼけ眼に映る、いつもと違う光景に気付く。
 “あれっ?………”
 “あー、なんかだるい…”
 違和感に気付きながらも、体は動こうとしない。
 そして寝起きの脳も、全く活動してない様子。

♪ドタバタ…ガチャガチャッ…
 “なんか、うるさいわね…”
 音が気になり、布団にくるまったまま、ベッドの上を転がる優夏。
 “なにっ!このベッドの大きさ?”
 “んんっ!……ここどこ?”
 “………はっ!!!”
 やっと優夏は気付いた。
 ここが、由利子の家であることに…。
♪バッ
 優夏は、慌てて上体を起こした。
 すると、由利子の姿を確認。
 由利子は、慌ただしく出掛ける支度をしていた。

 その由利子が、優夏が起きたことに気付く。
「あら、起きたの?」
「あっ!はいっ…」
「おはよう」
「あっ!おっ、おはようございます」
 挨拶を返す優夏。
 そんな優夏を見て、由利子が一言。
「ふふっ、やっぱ大きいわね…」
「えっ!?」
 目線を下げる優夏。
 自分が裸だという事に気付く。
「やだっ!」
 優夏は慌てて、布団で胸を隠した。
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