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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第20章  カプセルロト
 …
 完走を遂げた優夏に、拍手が送られる。
 オーガズムを迎えてはいたが、時間は15分を経過。
 優夏の勝利が認められた。
 
 大喜びする女性陣。
「すごいっ、すごいっ」
「よく頑張ったわ」
「優夏ちゃん、おめでとう」
 誰より喜んでいたのは、由利子だった。

 勝負に破れた男達も、拍手をしていた。
「ええもん見してもろたわ」
「最後、イっちゃうとこがいい...」
「悔しいけど、おめでとう」
 賞品を逃した大木も、拍手を送る。
 そして、入口と覗き窓から見ていた見物客からも、惜しみない拍手が送られた。

 騎乗位の体勢のまま、拍手喝采を浴びる優夏。
 だが当の本人は、放心状態であった。
 我慢の限界を超えてからの、さらなる我慢。
 そこからの開放は、とてつもない快感を優夏に与えた。
 …
 小林と高橋は、優夏を別のソファーベッドに運んだ。
 そして優夏の意識が戻るまで、女性陣に託す。

 ベッドに戻った小林。
 実はベッドにはもう一人、完走を果たした人物がいた。
 すっかり忘れ去られていたが、騎乗位の下にいた男。
 田村である。
 愛液まみれの、田村の顔を見る小林。
 田村も放心状態であった。
 股間に目を向けると、立派なテントは萎んでいた。
 どうやら田村も、果てたのだと理解する。
 ノーハンドオナニーは、二人を絶頂へと導いていた。
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