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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章  催眠術ショー
 …
 椅子に座ったまま、顔を隠して羞恥に耐える優夏。
 そんな優夏をよそに、同僚達は次の演目の準備に取り掛かっていた。

 卓上のカードは片付けられ、優夏の前にあるテーブルが運ばれていく。
 それでも優夏は、顔を隠したまま椅子に座っていた。
 それは同僚達と顔を合わすのが、恥ずかしかったからである。
 ”みんなとどんな顔して話せばいいの…”
 “いっそこの場から逃げ出そうかな…”
 初体験や男性経験人数、自慰行為の頻度などを大勢の観客や同僚達に知られ、赤っ恥をかいた優夏は、いたたまれない気持ちでいた。

 そんな優夏に声が掛かった。
「小栗くん、次の演目にいくから立ちなさい」
 声の主は、小林部長であった。
 それでも優夏は、顔を隠したまま椅子に座り続けた。
 すると小林は、顔を覆う優夏の両手を掴み、強引に引っ張り上げて立ち上がらせた。
「ああっ!いやっ」
 小林の強引な行為により、紅潮した優夏の顔が露わとなる。
 そしてテーブルがなくなり、立ち上がったことで、ピンクのビキニを着けた神ボディも堪能できる状態になっていた。
 小林は優夏の両手を掴んだまま、その神ボディを舐めるように見つめていた。
「ちょっと、手を離してください」
 小林のいやらしい視線に気付いた優夏は、掴まれていた両手を勢いよく引き離した。
「おいおいっ、ずいぶん乱暴だな」
 あまりの勢いに、怪訝な表情を浮かべる小林。
「あっ、すっすいません」
 小林の不機嫌そうな態度にビビり、謝る優夏。
「ちっ!まあいい。ショーは上手くやってくれよ」
 そう言うと小林は、優夏が座っていた椅子を持ち、舞台下にいる内山に椅子を渡して去っていった。
「ふぅぅぅ」
 ホッと一息をつく優夏だが、会場に目を向けると観客達のいやらしい視線が、自分に向いていることに気付く。
 “やだっ!そんなに見ないでよ”
 優夏は恥ずかしさのあまり、胸を両腕で覆い隠し、客席に背を向けた。
 すると観客達の視線は、優夏の大きな尻へと注がれるのだった。
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