この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章  催眠術ショー
-・-・-・-
 21:33
-・-・-・-
船は桟橋に到着していた。

~クルーズ船1階 控室~

 優夏は放心状態のまま、樹生に抱きかかえられて控室に運ばれた。
 これまで経験したことのない、オーガズムの極致を迎えたこと。
 また、激しいピストン運動は、優夏の体力を極限まで奪っていた。
 優夏は、深い眠りについていた。
 樹生はマリとエリに優夏のことを頼み、退室した。

 優夏は眠りから覚めると、急いでビキニから自分の衣服に着替えた。
 そして、深いため息をつく。
「はぁぁぁぁぁ」
 正気を取り戻し、頭を抱える優夏。
 “わたし、みんなの見てる前でイッちゃったんだよね…”
 “まさか、こんなことになるなんて…”
 “この後みんなと、どんな顔して会えばいいわけ…”
 同僚達は今頃、後片付けに追われていると知りながらも、優夏は控室を出れないでいた。
♪コンッコンッ
「失礼しますよ」
 現れたのは、小林と珍斉だった。
 珍斉を睨みつける優夏。
 ”よくも酷い目に合わせてくれたわね”
 “でもとりあえず、催眠術を解いてもらわなきゃ…”
 文句を言おうとしたが、優夏は堪えた。
 … 
 優夏に掛けた催眠術を解くと、珍斉は退室していった。
 それに続き、マリとエリも荷物を持って控室を後にする。
 すると、控室に残った小林が、イヤらしい笑みを浮かべながら口を開いた。
「小栗君、ご苦労だったな。いやー素晴らしいショーだったよ」
「くっ…」
 屈辱的な言葉に、唇を噛みしめる優夏。
「約束通り、昨夜の社内セックスの件はなかったことにしよう」
 そう言うと小林は、握手を求めてきた。
 優夏は嫌々ながらも、小林と握手を交した。
 これで自分と樹生の立場は守られたと、優夏は安堵するのだった。

 優夏に対し、次の業務を指示して立ち去る小林。
 その口元には、怪しい笑みが浮かんでいた。
 …
/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ