この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
馨の彼女なんてならない!
第2章 いらない再会
「そう思ってたら好きになってました、では
ゆるされないわよ。」
「…違うってば」
私のばかーーー。そんな言い方では誤解を招く。
ぎゅ…
馨が三玲の指先を絡めてきた。
妙にそっと触れてくるのでゾクッとする。
ちょっ…今そんなことしてる場合か!
エッチなんてしたの ばれてみなさい!
気まずさ全開なんだから!!
首でも締められるかも
馨を見ながら琉璃は話し出す。
「馨にふられても時々
付き合ってた頃を思いだすの。
あれから別の人と付き合ってみたけど
やっぱり馨といた時の方が楽しかったって。」
「ふぅーん。ま、琉璃のわがまま聞いてたしな。
毎日電話、メール。
今となってはしんどい思い出もある。
合わせてたよ。」
「そんな事いってー、
大人になったら変わるかもしれないし
楽しかったでしょ?また私たちやり直さない?
前より上手くいくわ、きっと。
お互いのことよく知ってるし…」
瑠璃は馨の隣に座り
馨の首筋を撫でて耳元で囁いた。
(女の私からみても色気あるんですけど…)
もう少しでキスするのかと思ったら
馨が瑠璃の口を塞いだ。
「だから、好きな人いるから無理。」
…なんだ、恋愛してんじゃん。
意識してる私もバカみたい。
「バカらしい、私帰る!」
琉璃は鞄を取るとヒールを鳴らして店を出ていった。
ゆるされないわよ。」
「…違うってば」
私のばかーーー。そんな言い方では誤解を招く。
ぎゅ…
馨が三玲の指先を絡めてきた。
妙にそっと触れてくるのでゾクッとする。
ちょっ…今そんなことしてる場合か!
エッチなんてしたの ばれてみなさい!
気まずさ全開なんだから!!
首でも締められるかも
馨を見ながら琉璃は話し出す。
「馨にふられても時々
付き合ってた頃を思いだすの。
あれから別の人と付き合ってみたけど
やっぱり馨といた時の方が楽しかったって。」
「ふぅーん。ま、琉璃のわがまま聞いてたしな。
毎日電話、メール。
今となってはしんどい思い出もある。
合わせてたよ。」
「そんな事いってー、
大人になったら変わるかもしれないし
楽しかったでしょ?また私たちやり直さない?
前より上手くいくわ、きっと。
お互いのことよく知ってるし…」
瑠璃は馨の隣に座り
馨の首筋を撫でて耳元で囁いた。
(女の私からみても色気あるんですけど…)
もう少しでキスするのかと思ったら
馨が瑠璃の口を塞いだ。
「だから、好きな人いるから無理。」
…なんだ、恋愛してんじゃん。
意識してる私もバカみたい。
「バカらしい、私帰る!」
琉璃は鞄を取るとヒールを鳴らして店を出ていった。