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第40章 好きな人は誰？

「よし、出来たー」

広美は声を上げシチューの完成を喜んだ｡

「うーん、少し作りすぎちゃったかな」
「まぁ余ったら明日食べればいいか」
「さてさて、お味は？」

広美はスプーンで一口すくいシチューを口に入れたら。

「んっ！美味しい」
「我ながら良くできたわね」
「ふふっ、太田さんの感想楽しみだな、早く来ないかなー」

広美はシチューの味に満足した。
そして思い出したかのように声をあげた。

「あっ、そうだ忘れてた」
「あれ探さなきゃ、確か押し入れに入れてたはず…」

そういい広美は押し入れを開け、何やら物探しを始めた。

それから３０分ぐらい経ち、太田から家に着くと連絡がきた。

電話を切ってもからチャイムが鳴るまで広美はソワソワとして太田を待った。

「いや、これ思ったより恥ずかしいわね」
「スカート、こんなに短かったかしら」
「太田さん、この姿みたらビックリするかな」