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先輩の彼女を調教してやった
第50章 広美の決断
広美は会社に着き、仕事を始めたが、やはり太田と健治の事で頭がいっぱいだった。

顔は青ざめ、いつもと様子の違う広美に、職場のまわりの人は心配して声をかける。
そして午前の業務が終わる前に課長から早退するように促された。

広美はそれを聞き入れ、虚ろな目で、すみませんと伝え、今日は会社を早退することになった。

会社を出た広美はすぐに家に帰る気分にならず、近くの公園に向かいベンチに座り、再び考え始めた。

「あーあ、わたし何やってるんだろ…」
「私は健治さんと付き合ってるんだよね」
「それなのに、私ったら」

誰もいないベンチで独り言のように呟く。

「そうよ、そうだわ」
「太田さんとは約束したから仕方なく」
「そう、別に太田さんの事を気にすることなんてないのよ」
「私は健治さんと付き合ってるじゃない」

広美は自分に言い聞かせるように言葉尻を強めた。
そしてしばらく無言になり、再び独り言を呟く。

「で、でも…」
「太田さん優しかったな」
「私の体を気を使ってくれたり、料理を誉めてくれたり…」
「会話しててもドキドキしちゃうし」
「それに…いっぱいエッチな事して気持ち良かったな」
「私のオチンチン…」



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