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第22章 何度も絶頂を迎え

広美は少し休むと太田に声をかけた。

「あっ、う、動いてもいいですか？」

(ふっ、動いてもいいですかって、言葉だけ聞いたら、まさに広美ちゃんが俺とセックスしたいみたいな言い方だな)
(広美ちゃん、ちょっと天然なのか？)
(まぁ、そっちの方が都合いいか)

太田は広美の言動について色々と想像し、返事をした。

「おう、いつでもいいぞ、早く帰りたいんだろ？」
「本当はじっくりと広美ちゃんとセックスしたかったけど、今日は特別に我慢してやるよ」
「俺がイったら終わりだから、さっさと動いていいぞ」

広美は太田の嘘の気遣いを信じてしまう。

「あっ、すみません…」
「でも、ありがたいです、感謝します」
「それじゃあ、動きますの終わったら教えてください」

太田はその言葉を聞いて、声を出して爆笑しそうになった。

(ははっ、広美ちゃん、初めての騎乗位で俺をイかせるつもりなのか？)
(バーカ、広美ちゃん、これからが大変なんだぞ)
(まぁいいや)

「おう、頼むわ」
「広美ちゃんの騎乗位が気持ちよすぎて、すぐイっちゃうかもな」
「あー失敗したなー、損な約束しちゃったよ」
「やっぱり違うのにしていいか？」

太田はワザと悔しいリアクションをとり、広美を小バカにした。

「太田さん、もうダメですよ」
「約束ですから」
「太田さんが終わったら、今日は私帰りますからね」
「じゃあ、動きますよ」