この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第11章 悲歌
 ソファは震える手を伸ばし、黄尚宮の手を握った。黄尚宮は自分も血にまみれるのも厭わず、すかさずソファの手を取り押し頂いた。



 ソファの意識はそこで途切れた。



 意識をなくす直前、彼女の瞼にひろがったのは宮殿の甍を染める壮麗な夕陽ではなく、一面に群れ咲くかすみ草であった。
/8167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ