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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第22章 消えた女官と明らかになった真実
 彼と会うのは九日ぶりだ。ーなんて、けして少なくはない日数がちゃんと言えるのも、逢えない日を一日ずつ指折り数えているから。




 明華は喉許まで出かかった言葉を飲み下し、笑顔を作った。
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