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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第40章 空を見上げて
 明華の祈りも空しく、鷹はぶつかった。片方はダメージも少なかったようだが、もう片方は力尽きて落下してゆく。



 そこで、ハッと目覚めた。何とも後味の悪い夢である。明華は上半身を床に起こし、考え込んだ。
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