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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第6章 新月
 先導役の女官の持つ提灯が石畳の通路に丸い光の輪を描いている。一行が動くにつれ、光の輪もゆらゆらと頼りなく揺れる。



 王が待つ大殿に入る前、ソファはふと空を見上げた。紫紺の空には、細い生まれたばかりの月が掛かっている。かぎ爪のように鋭い月は、今にもソファの身と心をズタズタに切り裂こうとするかのようでもあった。
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